コミュニケーション
職場でのコミュニケーションには、3つの目的があります。それは、人間関係を築くこと、情報を交換・共有すること、相手に働きかけることです。職場では、「あいさつ」や「会話」といったことから、「報告」「連絡」「相談」「説明」などの情報共有、また、相手に行動を促したり、協力してもらったりするために、「説得」「依頼」「命令」「指示」といった行動パターンがあります。
しかし、自分の意見がうまく伝えられないことで、仕事の幅が狭まったり、報・連・相ができないと業務効率が下がったりします。一方、間違いなどを指摘できないと「損失」や「違反」に繋がることもあります。まずは関係の質を高まる取組みをおこなってみませんか。
研修では、講義のほか、実際の場面を想定し、参加者が役割を演じるロールプレイ、気づきのワークを通して、実践的なコミュニケーションを学びます。

リーダーシップ
職場ではそれぞれの環境、たとえば部下のモチベーションやスキルのレベルによって発揮すべきリーダーシップは変わってきます。さまざまなリーダーシップの取り組みのあるなか、まずは自分の強みを活かしたリーダーシップを考えてみることをおすすめしています。
また、リーダーシップは仕事のみならず、生きていく上で大切な考え方や行動特性だと思います。それは、セルフリーダーシップとも呼ばれていますが、自分自身の行動に関する考え方にも影響を与えます。
研修では、講義のほか体験ワークやゲームを通して、リーダーシップを実践的に学んでいきます。
ハラスメント
ハラスメントの多くは、価値観を押し付けたり、考えを押し付けたりするコミュニケーションがとられています。そうした一方的なコミュニケーションを双方向の形にしていくことが、職場環境の悪化による生産性の低下や深刻化するメンタルヘルス問題、また、職員が叱責を恐れ情報が滞り、上司・職員の判断ミスにもつながるなどの経営的なリスクを減らします。
研修では、講義のほか、事例検討、自己の思考パターンやアサーションなどのスキルを使って、ハラスメントについての理解を深めます。
メンタルヘルス
こころの健康づくりについて正しい理解を深めるとともに、セルフケアの必要性と基本のほか、ストレスへの対処法、リラクゼーションスキルを学びます。
研修では、講義のほか、コミュニケーションを見直すワーク、事例検討、グループワーク、腹式呼吸法などのリラクゼーションスキルを学びます。
キャリアデザイン
キャリアデザイン研修では、これまでの職業人生を振り返ることで、自分が大切にしている価値観や強みを考え、
言語化することで.自分を客観的に見つめ直し、自己理解を深めること。一方、自己理解を通して、現在やこれからの自分のキャリア目標やキャリア・プランを考えます。
研修では、講義のほか、ライフプラン、マネープランなどのセルフワークを通して、自身について振り返る実践的な取組をおこないます。また、希望者には、個人面談もおこなっています。

その他
- OJT指導者育成
生産現場における技能伝承をめざして、 暗黙知を数値化、 文字化する手法を学び、 OJT人材育成計画が作成できるようになります。また、CUDBAS (クドバス)手法により、 職業能力の見える化を図り必要な能力の整理法を学びます。

・職業能力の見える化
従業員の職業能力開発について、経営理念や経営計画を実現するために、仕事の種類やレベル別に、「何を身につけたらよいか」「そのためにはどのような学習・訓練を受ければよいか」を整理することで、企業の経営者や管理者と従業員が能力開発について共通の認識を持ち、目標に向かって、効果的な職業能力開発を行うことが可能になります。さらに、従業員の自発的な学習・訓練の取組意欲が高まることも期待されます。さまざまな企業にて、支援をしてきましたノウハウをお伝えします。
