●日本の時間当たり労働生産性、OECD38カ国中28位/民間調査 日本生産性本部は22日、「労働生産性の国際比較2025」を発表した。OECDデータに基づく2024年の日本の時間 当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は60.1ドル(5,720円)で、OECD加盟38カ国中28位。2018年 (21位)から2020年(28位)にかけて急激に落ち込んだ後、回復しつつあったが再び28位となった。
2024年の 実質経済成長率がマイナス0.2%になる一方、人手不足を背景に就業者の増加が続いたことで実質労働生産性上 昇率がマイナス0.6%(38カ国中33位)と、2020年以来4年ぶりのマイナスになったことが影響した。 就業者1人当たり労働生産性は 9万8,344 ドル(935万円)で、OECD 加盟38カ国中29位(前年と同じ)、主要 先進7カ国でみると最も低い状況が続いている。
https://www.jpc-net.jp/research/detail/007846.html
▽報道発表資料 https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/press2025.pdf
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