月に3回、ボイストレーニングに通い始めて、今月で1年半になります。毎回45分間、マンツーマンでレッスンを受けており、自分の希望する楽曲を題材に指導をしていただいています。今年の2月からは、優里さんの「ドライフラワー」に挑戦中です。
この曲は、歌詞の理解やリズムの取り方など、私のような昭和世代には馴染みのない令和の表現が多く、戸惑うこともありますが、それ以上に楽しさを感じています。
通常は1回のレッスンで1曲を終えることが多いのですが、「ドライフラワー」には半年をかけています。難易度の高い楽曲であること、昭和にはなかったような表現、高音域の多さなどが理由です。
ただ、その分得られる学びも大きく、歌詞への理解や表現方法、呼吸の使い方など、自分の癖にも気づくことができました。やはり、講師のサポートは大きく、独学では難しかったと実感しています。
一方、声は4つの筋肉で構成されており、それらをバランスよく使うことで、豊かな発声につながるとのことで、発声練習にも力を入れています。レッスンのたびに、声の透明感や音域・音量の変化を感じ、「発声はスポーツでいう準備運動のようなものだ」と納得しています。
改めて感じるのは、学びには時間もお金もかかりますが、それは自分自身の心と身体を磨くことにつながっているということです。そして、習得したスキルや表現力が向上することで、感謝の言葉や拍手が増えるのを実感しています。
この経験を通じて、研修講師として働く私自身も、現場で働く方々の知識やスキルを引き出し、組織力を高めていける存在でありたいと、改めて感じています。
下記の写真は、昨年の発表会でのショット。バンドやコーラスをバックに歌っています。
