第4回CUDBAS研究大会で学んだこと。(1回目)

一般社団法人職業教育開発協会が年1回、開催するCUDBAS研究大会、研修者が職業教育に活用した成果を持ち寄り、よりよい活用方法を学ぶ機会となっています。

さまざまな発表がされたなかで学んだことを整理したいと思います。今日は、その1つを紹介します。
1.ある職業学校の指導員が、人材育成の検討・設計においてCUDBASを自分ごと化できていないケース

(実施内容) 人材育成を運用している企業の事例と、現在の学校での取り組みを比較検討した。 テーマは「3年後の人材像を明らかにすること」とし、指導員同士が共通認識を持つことができた。

(学び) 私は企業で実践教育を行うなかで、参加者から「同業他社の情報を知りたい」というニーズが非常に高いと感じています。実際に他社事例を提示し比較してもらうと、理解が深まり腹落ちしやすいという声が多く寄せられます。

その背景には、

  • 他社事例があることで参加者全員が状況を想起しやすくなること
  • 現場での活用イメージが具体的に広がること があると考えています。

また、「3年後」というテーマ設定は、遠すぎず近すぎない適度な距離感があり、取り組みやすいゴールとして機能していると感じました。

以上から、他社事例の提示適切なテーマ設定は、参加者が自分ごととして捉え、想起しやすくするための有効なツールであると学びました。今後の人材育成支援でも積極的に活用していきたいです。

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