キャリアを育てる方法を教えてください。

1,自分の未来を強く意識する 今日よりも明日、0.1mmでも、もっていい日にする、という気持ちが大切です。大きな目標も大切ですが、ほんの小さな喜びにうれしがる自分。そこには明るい未来が開けます。   2,自分を知る 日々の出来事は、自動車の運転のように、ハンドル(決断や方向性)、進む(アクセル)、止まる(ブレーキ)の連続です。安全運転、楽しい運転のためには、自分の能力や強みや弱点、傾向を知っておくことが大切です。自分を過信して事故・・・ということにならないよう、自分を知る機会を増やしましょう。また、周りの声も自分から聞いて参考にしましょう。   3,ゴールを決める なんとなく、考えていることを形にしよう 願望をゴール(目標)に変えよう(例) ・願望  北海道に旅行へ行きたい ・目標   ○○年6月札幌へ2泊3日で旅行したい  戦略的なプレーを サッカーの試合であれば、どのように試合をつくるかを考えながらプレイすることで戦略的な試合運びができます。  4,学ぶ力 学ぶ力は、体力と同じエネルギーの源となります。 (寓話) 【木こりと旅人】 ある森の中で、大木に向かって黙々と斧を振る”木こり”がいました。朝から作業しているのに、夕方になってもあまり作業は進んでいない様子。不思議に思った旅人が斧を見ると、刃が欠けてボロボロでした。  そこで旅人が「休憩をとって、刃を研いだほうが良いんじゃないですか?」と言いました。すると木こりは以下のように答えました。  「何を言うんだ!こっちは木を切るのに忙しくて刃なんか研いでいる時間はないんだよ・・・!」  この話を読んで、「あ、この木こりは視野が狭い人だ・・・」と思ったのではないでしょうか。   少し落ち着いて刃を研いだほうが木も切りやすくなり、圧倒的に効率がよくなることは目に見えています。それを旅人からアドバイスしてもらっているにも関わらず、木こりは聞く耳を持たない。  なぜなら、「目の前の課題で忙しいから」というのです。  客観的に見ていると明らかにおかしいことですが、これと似たようなことを私達もしてしまっているのではないでしょうか。「目の前の仕事が忙しいから、資格勉強をする余裕はないです」、「やるべきことが多すぎて、部下を育成する時間はない」、こんな発言をしている人は案外多いと思います。  目の前の仕事は「短期的な利益」に繋がるものであり、勉強や部下の教育は「長期的な利益」につながるものと言えます。  本来は、両方をじっくりと育てていくことで成長が加速されていくにも関わらず、「短期的な視点」でしか仕事ができていない。これって、木こりと同じ状況なんですね・・・!(ネルの寝るより読書ログより)   

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