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「落語家の人育て」金原亭馬生ーブログより再掲ー

ちょっといい話 : 2021年08月10日(火)



(会場:宮崎大学地域デザイン棟)

宮崎大学の夕学講座に参加。テーマは、「落語家の人育て」。講師は、金原亭馬生(落語家)、荻野アンナ(作家、慶應義塾大学文学部 教授)にて、対談形式にておこなわれた。講演要旨を紹介したい。

○講師に質問

Q)学ぶことに年齢は関係ないか?
A) 年齢は関係ない、40の手習いというように経験があるように、傲慢さが抜け、謙虚さが芽生える。物事の本質に還ることができる。

Q)先生のこころがけていることは?
A) 1日と15日の神棚に榊と水を供えて、こう言う「今日も腹を立てませんように」と。そうすることで、世の中が見えるようになる。声を荒げることも減る。また、疲労感が無くなり、こころが整うと考えている。

○受講を振り返って
・さまざまな小話を挟み、会場を沸かせてくれるサービス精神、噺家としての知識の深さを感じた。一方、人材育成の観点から共通するセオリーがあった。