新着情報

怒りをコントロールできていますか(報道特集より)

WEB記事紹介 : 2021年10月06日(水)

怒りの感情をコントロールできていますか。「ついイライラして・・・」怒ったことを後悔していませんか?
怒りとは、誰しもが持つ自然な感情です。怒ることすべてが悪いわけではありません。怒ることで真剣さや必死さが伝わったり、スポーツなどの場面では怒りが自分を動かすエネルギーに変わったりなど、怒ることにもメリットがあります。

一方、問題となる怒りもあります。少しのことで大きな声で怒鳴ったり、一日中ピリピリしてその場の雰囲気を悪くしたり。攻撃性のある怒りはモノや他人を傷つけてしまうことさえあります。

近年では、家庭内暴力やパワハラ、あおり運転など「怒り」が原因のトラブルが社会問題になっています。自身がそのようなトラブルの加害者にならないよう、怒りの感情と上手く向き合うことが大切です。

今年1月、TBSテレビ『報道特集』にてアンガーマネジメントが特集されました。このアンガーマネジメントとは、怒りと上手に向き合い、コントロールするための心理トレーニングです。その記事をご紹介します。ご参考ください。

3STEPでアンガーマネジメントにトライ!
(アンガーマネジメント協会資料より)

【STEP1】6秒待って、反射しない

イラっとしたら、
反射的に言い返す、やり返すのではなく
まずは6秒待ってみましょう。
6秒間は、深呼吸をしたり、すきな歌を口ずさんだり、
怒りの感情をやり過ごします。
STEP2でご紹介する「怒りの点数をつけてみる」もオススメです。

【STEP2】怒りの点数をつけてみる
 
イラっとしたら、
その怒りが自分にとってどれくらいかを
数値化してみましょう。
人生最大の怒りを10点満点としたら、
いま目の前にある怒りは何点ですか?

【STEP3】怒りの記録をつけてみる

怒りをやりすごし、
点数をつけることができたら、
その記録をつけてみましょう。
ポイントはできる限りすぐに記録すること。
手帳やスマートフォンのメモ機能を使うのもオススメ。
自分の怒りの傾向がわかるようになりますよ。

【STEP1】>【STEP3】は
一日ひとつずつトライしても、
ひとつを数日間繰り返し、
できるようになってから次に進んでもOK。
ポイントはできるだけスモールステップにすることです。
できなくてイライラ!では本末転倒ですからね。

アンガーマネジメントは、
怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニング。
誰でもトレーニングを繰り返すことで
習慣化することができます。

怒りは、人間関係をはじめ
人生を台無しにしてしまう可能性をはらんだ感情です。

この秋、アンガーマネジメントを通じて、
怒りに振り回されない人生を手に入れる
習慣を身につけましょう。

アンガーマネジメントをもっと学んでみたいという方には、
アンガーマネジメントファシリテーター養成講座のご受講がオススメです。
https://www.angermanagement.co.jp/training_program