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支援者のための支援

活動報告 : 2022年09月10日(土)

8月23日、県内の障がい者支援学校の教職員80名を対象に、「よりよい支援者になるために」と題した研修おこないました。
セミナーの内容は、私が職場で36年間、障がい者とともに働いた経験や、障がい者支援ボランティア活動、また、ハローワークで障がい者雇用への支援事例などをもとに、90分間お話しました。

現場で、それぞれのいのちに向き合い支援をおこなう方々が、お互い敬意とご自身を大切にしながら、お互いに成長していく関わりができたらとの願いを以て、臨みました。

支援者のための支援

以下は、いただいた感想の一部です。

○頼まれたことを断らなければならない時に、断りつつもクッション言葉を入れるだけで、相手への印象が随分変わることが分かりました。
○グループワークの演習は面白かったです。いろいろな先生の考えが聞けて、意外な一面も見ることができました。
○企業やボランティアでの経験談は、教師ではない支援者からの視点で学べました。
○「受益力」「アサーションスキル」という言葉を初めて聞きました。そして、それぞれの力の大切さを学ぶことができました。自分で頑張る力もとても大切なことだけど、「助けを求める力」「相手を不快な気持ちにさせないように、でも自分自身も無理しないこと、自分を大切にする力」も忘れてはいけないと感じました。たくさんの先生方と協力していくお仕事だからこそ、コミュニケーションを図る上でアサーションスキルを身に付けていきたいと思いました。

○具体的な演習もあり、大変分かりやすい研修でした。職場環境は自分たちで作っていかなければならないので、お互いを尊重しながら、働きやすい職場になってくることを望みます。
○障がい者雇用について、経営者の姿勢が影響するというお話に納得しました。
 学校でも教員や学校全体の姿勢が、子どもたちに影響すると思うので、アサーティブに対話を行うことを心がけようと思いました。
○学校の先生方と協力し、一つの目標に向かっていくために、やはり尊敬する気持ちとコミュニケーションが重要になってくるのだと分かりました。

○長年の実体験に基づいたお話がとても参考になりました。
○アサーティブな対応の仕方は、互いの人権を尊重することや人間関係を良好にする上で効果的で参考になると思いました。
○アサーティブな表現について、複数の職員で共有できたことで、表現の仕方についてより深く学ぶことができました。