コラム・レポート

「いつだって スタートライン」杉本 深由紀さん、言葉のチカラ

2022年11月01日(火)

杉本深由紀さんの詩集「いつだってスタートライン」の中から、一編を紹介します。

ようい どん

なにかをしようとして

もう おそすぎると思ったときには

こころの中で 言ってみる

―ようい どん

自分で じぶんに

声をかけさえすれば

いつだって スタートライン

(詩:杉本 深由紀)

とあるイベントで知り合った民謡の先生、91歳のツネさん(農業に従事)は、「最近の若いものは荷物を持ちたがらない」と話してくださいました。そこで私は「ツネさん、若い人っていくつ位の人」と聞くと、こう答えてくれました。

「昨年9月に地区で旅行に行った際、70歳代の人すぐ疲れてしまった、80歳代や私たちの方が元気だったと」と話してくださいました。

ツネさんの年代からみると還暦を迎える私は若造もいいところ。その時、年齢を言い訳にすることはやめようと思いました。

やる気になったときがスタートライン。すべては自分が決めることだと思います。


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