コラム・レポート

パソコンのセキュリティ対策

2022年11月02日(水)

何度か痛い目にあった。パソコンの盗難、ハードディスクの破損によるデータ消失、なりすまし被害。自分なりにセキュリティー対策を講じているものの、まだ足りないと感じている。

現在、ネットワーク暗証番号(ID・パスワード)は、Webサービスには必須となっている。管理している暗証番号を調べてみると、45あった。ホームページ、ブログ、クラウドのソフト、銀行系など、改めてみると凄い数である。

痴呆や死亡することによる「デジタル遺産」の問題が、話題となったが、身近な問題だと再認識した。

現在、おこなっているセキュリティ対策について紹介したい。

(ID・パスワードの管理)
一覧をつくり、USBメモリに保管。また、プリントアウトしたものを手元に置く。重要なものは3ヶ月~6ヶ月に1回程度、定期的に見直す。

(データの移動など)
・個人情報が含まれるファイルは、PCには保存しない。
・自分以外のUSBは極力使わない。
・自らのPCで作業を完結させる。自宅PCからデータは出しても、戻さない。
・データはハードディスク、クラウドに保存するも、クラウドには重要データは保存しない。

(メール)
・メールの文面には慎重に対応:リンク列はクリックしない。リンクの情報を確かめる。(グーグルで文字列を検索)
・楽天などアマゾンからメールの中に、重要とか、大切なお知らせなどの文面があった場合は、表示されているアドレスやメールアドレスが正しいか、宛先に自分を含む多くのメールアドレスが混在している場合は、100%スパムメールである。

(パスワード)
・パスワードは半角英字・数字を組み合わせた8桁以上のものが安全とされている。たとえば、Korega@11ze など。

・桁数を多くする(10桁以上推奨)英大文字、小文字、数字、記号(※注)をなるべく多く組み合わせる(半角英字・数字を組み合わせた8桁以上は必須。)
※注 利用可能な記号は以下4種のみ
「 -(半角ハイフン)」「 =(半角イコール)」「 @(半角アットマーク)」「 _(半角アンダーバー)」

・パスワードを定期的に見直す
パスワードの文字列を工夫し適時変更するなど。
たとえば、頭の文字に2005pass@21の場合、2005を来月には2006pass@21と、奇数月に変えるなど。


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